「SUI」は〝水〟。かつ、〝Spirits & Universe Institute〟の略でもある。水がとっても好きで、この水の惑星が好きだから。
わたしは美しいものが好きだ。
何を美しいと思うか。何に美を見出すか。それは当然人それぞれ。そして、人の数だけ美しいものがある。そういう視点から見ると、世界は「美しい」で溢れている。
わたしにとっての「美」とは、ハーモニー。調和。
何かと別の何かがあって、それぞれに全く違うのに、違うままでそこにある。同時に存在している。非調和、非協和を含めた調和。言葉にするのは難しいけど、敢えて言うならそういう感じ。
そして、「美」を追求していたら、ある時から魂が見えるようになった。何かを美しいと感じる自分の感覚、その対象、いつ、どんな時に、どんな風に。そんなことを1つ1つ拾い上げてはじっくりと吟味し、観察していたら、その背後にある色や形や音が立ち上がってくるのがわかる。
最初の頃は実際に目で見えているものや聴こえている音と重なって、二重三重に見えたり聴こえたりするので混乱したけれど、訓練したらそれはそれとして捉えられるようになった。
人に限らず、すべての「存在」には魂が宿ってる。動物、植物、鉱物、あらゆるモノにも。逆に言うと、「存在すること」それ自体が魂の具現化であり、体現化だ。魂があるからこそ存在している。
そして魂は、例外なく美しい。
あなたが存在しているのなら、あなたには魂が宿っている。そして、あなたは美しい。いつでも、どんな時でも。「存在している」ただそのことが美しい。
そう。魂レベルでは。
でも同時に、その「美」を邪魔する存在もいる。ハーモニーを乱す不粋な輩。往々にして、実はそれもあなた自身。
自分以外の誰かの美を呪って、ブサイクの魔法をかけてしまうという有名なあの話。さながらあれの、一人プレイバージョンのように。一人二役。実に器用かつ奇妙ではあるけど、実際のところ、そんなことをやっている人は少なくない。
魂が見える側としては、「ああ。余計なことしなくていいのに。。」と正直よく思う。でも、「ありのままである」ことは、誰もが望み、誰にとっても難しいことなのかも知れない。ディズニー然り。童話や民話や神話など、時代を超えて語り継がれているものには、必ず何かしら普遍的な要素が含まれているらしい。
ブサイクとはつまり、不粋。粋(すい)ではないこと。
粋とは、まじりけのないこと。また、そのもの。純粋。の意。
要は「ありのままではない」状態のことだ。
ブサイクモードの時は、自分にとってのアンナチュラル。自分自身への嘘、添加物にまみれている状態と言っていい。そうすると、段々と自分本来の「味」が濁ってくる。輪郭がぼやけて、もはや何味なのか、何者なのかわからなくなってくる。
だから、ブサイクモードになると、言っていることとやっていることがチグハグになってくる。望んでいることと現実がどんどん乖離してきて、全然大丈夫ではないのに「大丈夫」と言ってしまう感じになってくる。
わたしにとって、それはとても美しくない。そして、とても解せない。同時にとても解きたくなる。その「ブサイクの魔法」を。それが、SUIのコンセプトでもある「魂のチューニング&ハーモナイズ」。
チューニングは調律。調整。まずは、自分自身を整える。整えて「元の気」、つまりは元気になった自分と、さらに自分以外の周りの存在とをハーモナイズ、調和させていく。すると、その人が持つ本来の美しさが戻ってくる。
SUIのセッションは、魔法をかけるのではなく、魔法を解くためのセッション。足りない何かを足したり、増やしたりするのではなく、余計なものを外す、引く、抜くことでチューニングをする。
そうすると、楽になって、軽くなって、明るくなる。その人の魂がそもそも持っている「美」が本来の有り様に戻ってくる。美しいものは、それ自体が世界に与えるギフトであり祝福だと、わたしは本気で思っている。
美しいものに出会うこと、それがわたしの ”PURE JOY” です。
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