オミクロン、大雪、地震、噴火、津波。。。
地球がレッツパーリー状態の今日この頃。
盛り上がりのほどはいかがだろうか。
しかし、これだけ地球規模のイベントが目白押しのお祭り騒ぎの中で気づくのは、平穏無事な何でもない日々のありがたみだったりもする。いつだって、どんな状況でだって、失われていく裏側で、必ず何かが生まれているものだ。
ところで、Soul tuning sessionをしている時にもよく思うことがある。それは、「なぜこうもみなさん、自分の美しさに気づかないのだろうか?」ということ。あなたってこんなにも美しいのに、ものすごく素敵なもの持っているのに、と。これはもう、わざと?と思うくらい、多くの人に当てはまる。
そして、何に意識が向いているかというと、自分について、人生についての問題だったり、欠点だったり、不満だったり。たいていの場合は、失われていくもの、あるいは「ない」ものだったりする。
人間の脳は、元々ネガティヴな方に強く反応するものらしい。これはきっと、危険を察知するためのサバイバルの本能的なものなのだろう。
とはいえ、最近切に思うのは、やはりネガに対してのポジ、「ない」ではなく、「ある」に気づくことが、これからの時代に求められるサバイバルスキルなんじゃないかということ。
美しさにしても、感謝にしても、幸せにしても、そう。それらはすでにそこにあって、ただ、それに気づくかどうか。見出せるかどうかだけだと思う。そして、往々にして、それはささやかで微かなサインのように、日常の中の至る所に散りばめられている。
決して派手ではないけれど、確かにそこここにある。本当に大切なものは、そんなふうに実はごくごく身近にあって、ともすれば気づかないくらい日々の暮らしの中に紛れ込んでいるのかもしれない。
そんな微かな「ある」のサインに気づくにはどうすればいいかというと、やはり、心を静かに、耳を澄ますことだと思う。「静けさ」が大切なポイント。
それは、呼吸を整えて、ストーンと深い海に潜るような感覚に似ている。体は緩んでリラックスしているけれど、同時に意識はハッキリとクリアな状態。そんな時に「気づき」はやって来る。
まるで、海底に潜む宝物を見つけるような感じで。
あっちにもあった、こっちにもあった、みたいに。「ない」から「ある」へとスイッチが切り変わる。意識のチャンネルが変われば、自ずと見える世界、見える景色も変わる。
ダイビングじゃなくても、例えば散歩でも、掃除でも、瞑想でも、太極拳でも何でもいい。スイッチを切り変える静かな時間を持つこと。できれば毎日、日々の暮らしの中で。5分でも10分でもいいから、意識して、静かでピースな時間を持つといいと思う。ささやかな、宝探しの時間。
宝物なんてまるで見つかる気がしない時こそ、「ない」から「ある」へとスイッチが切り変わる絶好のチャンス。宝の持ち腐れなんて、もったいない。
すでにそこにあるものに、ただ気づけばいい。
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