海と猫と芸術



海と猫と芸術。
わたしのライフはほぼこの3大要素で成り立っている。
文字通り、寝ても覚めても、海と猫と芸術と共に生きている。

”役に立たないけど、愛おしいもの”
そんな時間、そんな存在が、日々の暮らしの中にどれくらいあるだろう。

「役に立たない」というのは、非生産的で、非合理的で、非効率的なもの。つまり、意味不明かつ無駄なもの。コストパフォーマンスに於けるところの最低であり、ある意味では必要のない存在とも言える。なんなら、わたしの人生そのものと言っていい。

この、神かコスパか?というよりむしろ、「神はコスパ!」という効率至上主義の昨今の世界において、「役に立たないもの」「無駄」はかつての妖怪のように、行き場を失いつつある。

だがしかし。

そういう存在にふれる時 ”たまらなく愛おしい気持ち” になるのは、一体なぜなんだろう?
そういうものにふれている時間が、”いちばん生きてる”って感じがするのは、一体なぜなんだろう? 愛ってなに?生きるってなに?

人間って不思議な生き物。
それこそ「コスパ悪いわー」と思う。

そんな生まれながらにアンビバレンツを抱えた1人のニンゲンとして、究極的にポンコツなコストパフォーマンスで生きる日々の中で、考えることや感じることを書いてみたい。

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